「リクルートカードのデメリットは?」
「リクルートカードはダサいって本当?」
と疑問を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
リクルートカードは年会費無料で通常還元率が1.2%の高還元という魅力的なカードです。
しかし、他社カードと比べるとデザイン変更ができない点や、ポイントの使い道が限られる点などが気になります。
この記事では、リクルートカードの特徴と注意点を他社カードと比較しながら詳しく解説していきます。
リクルートカードの基本情報と他社比較
リクルートカードを年会費無料で人気の他社カードと比較した表をご覧ください。
カード名 |
![]() リクルートカード
|
![]() エポスカード
|
![]() JCB CARD W
|
主な特徴 | 年会費無料で 還元率NO,1カード |
マルイでの優待が豊富 | 39歳までが申し込める 限定カード |
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.2% | 0.5% | 1.00%~10.50% |
国際ブランド | ![]() |
![]() |
![]() |
申込対象 | 18歳以上 | 18歳以上 | 18歳以上39歳以下 |
ETCカード | JCB:無料 VISA・Master:発行手数料 1,100(税込) |
無料 | 550円 |
発行時間 | 即日発行 | 通常1週間 | 即日発行 |
公式サイト | 詳細はこちら |
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リクルートカードのデメリット3選
ここからはリクルートカードの主なデメリットを紹介します。
- デザインが1種類のみ
- ポイントの使い道が限られている
- ゴールドカードがない
上記の3点について年会費無料で人気の他社カードと比較しながら詳しく解説していきます。
デザインが1種類のみ

リクルートカードはデザインが1種類しか選べません。そのため、中には「ダサい」と感じる方もいるようです。他社カードでは、おしゃれなデザインや、好きな写真に変更できるカードなど、デザイン性の高いカードが多く発行されているためデメリットと言えます。
どうしてもデザインが気になる方はApple Payなどに紐付けして、カードレスで会計するのも選択肢の一つです。

「おしゃれなカードを持ちたい!」という方は、他社カードも検討してみることをおすすめします。

ポイントの使い道が限られている

リクルートカードで貯まるポイントはリクルートポイントです。
リクルートポイントをそのまま利用できるのは、主に下記の6つのサービスです。
- オイシックス
- じゃらん
- ポンパレモール
- じゃらんゴルフ
- ホットペッパーグルメ
- ホットペッパービューティー
リクルートのサービスで買い物、食事、美容、旅行とあらゆるシーンでポイントを使うことができますが、
「普段利用するコンビニやスーパーで利用したい」という人も多いのではないでしょうか?
そういった方は他ポイントへ変更が便利です。同レートで損をすることなく他社ポイントへ変更ができます。
ポイント交換先 | 交換レート |
Amazonポイント | 1ポイント=1円 |
dポイント | 1ポイント=1円 |
Pontaポイント | 1ポイント=1円 |
他ポイントへの変更ができることをふまえると、他社のカードと比べてもポイントの使い道は多い方だと言えます。
ゴールドカードがない

リクルートカードにはゴールドカードが存在しません。
ゴールドカードというのは一般カードの利用実績によって招待される年会費がかかるカードです。ゴールドカードは利用額によって還元率が上がったり、空港のラウンジに無料で入ることができたりと、年会費がかかるだけのメリットがあります。
表は年会費無料のリクルートカードと他社のゴールドカードを比べた表です。
カード名 |
![]() リクルートカード
|
![]() エポスカードゴールド
|
![]() JCBゴールド
|
年会費 | 無料 | 5,000円 (年間50万円以上利用で 翌年から無料) |
11,000円(税込) |
還元率 | 1.2% | 0.50% | 0.50%~10.00% |
空港のラウンジ利用 | なし | あり | あり |
付帯保険 | 海外旅行保険:2,000万円 国内旅行保険:1,000万円 |
海外旅行保険:最高1億円 国内旅行保険:なし |
海外旅行保険:最高1億円 国内旅行保険:最高5,000万円 |
ボーナスポイント | なし | 年間50万円利用:2,500pt 年間100万円利用:10,000pt |
100万円利用:ポイント1.5倍 300万円利用:2倍 |
主な優待 | なし | ゴールドカード会員だけの 飲食宿泊施設優待サービス |
ディスプレイ破損を 最大5万円補償 スターバックスeGift購入で 10%還元 Amazonで4倍、 セブンイレブン4倍 |
公式サイト | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
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リクルートカードの1.2%という還元率は一部のゴールドカードよりも高い場合があることが分かります。しかし、リクルートカードでいくら利用実績を積み重ねてもゴールドカードに切り替えることはできないため注意が必要です。
リクルートカードは、年会費無料でコストを気にせず使いたい方におすすめのカードと言えます。
リクルートカードのメリット5選
ここからはリクルートカードのメリットを紹介していきます。
- トップクラスの還元率1.2%!
- 公共料金の支払いでも還元率が変わらない
- じゃらん利用で3.2%還元
- ホットペッパービューティー利用で3.2%還元
- 国内旅行保険やショッピング保険が充実している
リクルートカードの魅力は還元率の高さと、どこで使っても高還元の恩恵を受けられるという点です。詳しく解説していきます。
トップクラスの還元率1.2%!
基本の還元率は1.2%と一般的なクレジットカードと比べて高水準に設定されています。年会費は永年無料で、新規入会時には条件を満たすと6,000ポイントがもらえます。
公共料金支払い時の還元率が高い
リクルートカードは公共料金の支払いでも1.2%の高還元。公共料金の支払いで1%を超える還元率の年会費無料カードはリクルートカードだけです。
リクルートカード![]() |
エポスカード![]() |
JCB CARD W![]() |
|
通常還元率 |
![]() 1.2% |
![]() 0.5% |
![]() 1.0% |
公共料金の還元率 |
![]() 1.2% |
![]() 0.5% |
![]() 1.0% |
ホットペッパービューティー利用で3.2%還元

リクルートのサービスであるホットペッパービューティーを利用しリクルートカードで決済をすると還元率が3.2%になるメリットがあります。
例えば、カット+カラー+トリートメントで2万円支払うと640ポイントが還元されます。
ホットペッパービューティで予約+決済:ポイント還元率3.2%
じゃらん利用で3.2%還元

リクルートカードのサービスであるじゃらんを利用しリクルートカードで決済をすると還元率が3.2%になるメリットがあります。
例えば、3万円支払うと960ポイントが還元されます。
じゃらんでの宿泊予約+決済:ポイント還元率3.2%
国内旅行保険やショッピング保険が充実している

年会費無料のカードでは珍しく、最高で2,000万円にもおよぶ旅行の損害保険が付帯しています。じゃらんで予約して事前決済を済ませれば保険も付帯するので一石二鳥です!(保険は利用付帯のため事前決済が必要です)
さらに、年間で200万円まで補償されるショッピング保険も付帯しています。
国内、海外問わずカードで購入した商品の破損・盗難などの損害を購入日より90日間保障してくれます。
リクルートカードがおすすめなのはこんな人
ここまでデメリットとメリットを解説してきました。ここではリクルートカードがおすすめの人とおすすめしない人をまとめます。
- 年会費無料で還元率の高いカードが欲しい
- 公共料金の支払いでもポイントを貯めたい
- リクルートのサービスをよく利用する
- Pontaポイントやdポイントを利用する
- デザイン性の高いカードが欲しい
- ステータスの高いカードが欲しい
- 空港のラウンジを無料で利用したい
リクルートカードの審査基準は?

リクルートカードが公表している審査基準は、【年齢が18歳以上であること、安定した収入があること】です。審査に通る年収などは公表されていませんが、アルバイトの学生でも作りやすいカードとして知られており、審査は厳しくないことが分かります。
リクルートカードに関するよくある質問

実際の利用者の声や経験をもとに、具体的な回答をまとめました。
Q.リクルートカードのデメリットは?
カードデザインの変更ができない、リクルートポイントをそのまま利用できるお店に制限がある、ゴールドカードがない、ということがデメリットと言えます。
その代わりに、年会費無料でコストがかからない点や、還元率がトップクラスに高い点がメリットとして挙げられます。
Q.「おすすめしない」は本当?
いいえ、おすすめできるカードです。年会費が無料で還元率が1.2%のカードはリクルートカードだけです。公共料金でもポイントを貯めることができ、お得なカードと言えます。一方でデメリットもあるため、自分の生活スタイルに合っているかを確認して発行するのがいいでしょう。
VISA・Master・JCBどれが便利?
リクルートカードは国際ブランドをVISA、Master、JCBの3つから選択することができます。国際ブランドはVISAかMasterのどちらかにしましょう。JCBを選んでしまうと、モバイルSuicaなどの電子マネーにチャージする場合、還元率が0.75%に低下します。
VISAとMasterには大きな差はありませんが、VISAの方が使える店舗が多いため、まだVISAカードを持っていなければVISAを選択することをおすすめします。
入会時に8000ポイントもらえる?
2025年現在の入会特典は6,000ポイントになっています。
また、獲得には条件があるため注意が必要です。
6,000ポイント獲得条件
- 新規入会特典:1,000ポイント
- 発行日翌日~60日以内にカードで決済:1,000ポイント
- 携帯電話料金をリクルートカードで決済:4,000ポイント
限度額引き上げの条件は?
限度額の引き上げには、利用開始から6か月以上の利用実績が必要となります。申請時には、年収証明書の提出や過去の支払い履歴の審査があります。
初期の利用限度額は20万円から30万円程度に設定されることが多く、引き上げには継続的な利用と適切な支払い履歴の積み重ねが求められます。
リクルートカードの申し込み~発行までの流れ
リクルートカードはオンラインで申し込みができ便利です。また、カードの通常発行日数は通常1週間程度です。
申込の流れ
- 公式サイトより申し込み手続き
- 国際ブランドの選択
- 会員情報の登録
- 支払い口座の登録
- 申込完了
- 1週間ほどでカードが届く
まとめ
リクルートカードには、デザインが1種類しか選べないことや、ゴールドカードがないことなどデメリットもありますが、年会費無料で1.2%の高還元であるなど、それを上回るメリットがあります。
リクルートカードのメリット・デメリットを理解した上で、ご自身の利用状況やライフスタイルに合っているかどうかを判断してみてください!