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イオンカード(WAON一体型)のメリット・デメリットは?徹底調査で全容解説!

イオンカード(WAON一体型)は電子マネー機能がついたクレジットカード

イオンカード(WAON一体型)は、イオンカードのクレジット機能と電子マネーWAONを組み合わせたカードです。最大の特徴は、クレジット機能とプリペイド機能を同時に利用できる点です。

通常のクレジットカードの還元率は0.5%ですが、イオンカード(WAON一体型)は0.5~1.33%と高い還元率を持ち、年会費無料のクレジットカードとしても優れています。

貯めたポイントは、WAON POINT加盟店での支払いや商品交換に利用できます。

さらに、電子マネーWAONを使うと「WAONポイント」を獲得でき、「WAON POINTカード」の機能も兼ね備えているため、1枚のカードで3つの使い道があります。

イオンカード(WAON一体型)のメリット

イオンカード(WAON一体型)は、便利なクレジットカード機能と電子マネーWAONの利便性が一つになった、使い勝手の良いクレジットカードです。

この章では、そんなイオンカード(WAON一体型)のメリットについて詳しく解説していきます。

  メリット  
  • クレカ積立でポイントが貯まる
  • イオンゴールドカードへの切り替えができる
  • イオンシネマはいつでも300円引き

イオン系列の店舗でお得に買い物ができる

イオンカード(WAON一体型)を使うと、通常のクレジットカードと同様に200円(税込)ごとにWAONPOINTを1ポイント獲得できます。しかし、イオン系列の店舗(イオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリューなど)でこのカードを利用すると、さらにお得に買い物が可能です。

これらの店舗でカードを使うと、支払い金額の2%に相当する2ポイントがいつでも貯まります。つまり、200円(税込)の支払いで2ポイントが貯まるためポイントを効率的に貯めることができます。

さらに、イオンカード Wポイントデーでは、イオングループ以外の店舗でも2倍のポイント還元が適用されます。その他にも毎月決まった日にちに還元率がアップするイベントが開催されるためお得に買い物が楽しめます。

電子マネー「WAON」と紐付けされている

イオンカード(WAON一体型)は電子マネーWAONの機能が付帯されており、電子マネーWAONを使うことでWAONポイントを貯めることができます。基本的には200円で1ポイント貯めることができ、イオン系列店の対象店舗ではいつでも基本の2倍ポイントが付与されます。

現金を持ち運ぶ必要がなくあらかじめチャージしておけば手軽にお買い物ができ、ポイントも貯めることができます。

クレカ積立で投資ができる

イオンカードは、WealthNavi(ウェルスナビ)という資産運用ロボアドバイザーのクレジットカード積立投資に対応しました。WealthNavi(ウェルスナビ)とは、ロボアドバイザーによる個人資産運用サービスのことで、全て自動で資産運用してくれます。

これにより、イオンカードを使って毎月の積立金額を指定することで、資産運用を自動化しながらWAONポイントを毎月自動的に獲得することができます。

イオンカードのクレジットカード積立の上限金額は月5万円で、ポイントは毎月25日に付与されます。ポイント還元率はクレカ積立額の0.5%になります。

イオンゴールドカードに切り替えが可能

イオンカード(WAON一体型)は、無料でイオンゴールドカードにアップグレードできます。イオンゴールドカードには通常のイオンカードの特典に加え、空港ラウンジサービスなどさらに充実した特典があり、年会費が永年無料です。

ただし、イオンゴールドカードは誰にでも利用できるわけではありません。直近1年間の利用額が50万円以上など、一定の条件を満たす方にのみゴールドカードへの招待が届き、その際にアップグレードできます。また、カード切り替えの対象は一部のイオンカードに限られており、イオンゴールドカードを目指す方にとっては、イオンカード(WAON一体型)の発行はメリットがあると言えるでしょう。

ショッピングセーフティ保険が付帯する

イオンカードのショッピングセーフティ保険は、JCB、VISA、Mastercardの国際ブランドのクレジットカードを使って5000円以上の商品を購入した際に、偶発的な事故(破損や盗難など)による損害を補償してくれるサービスです。この保険は、カードを利用し始めた瞬間から自動的に適用されます。

ただし、補償の対象となる範囲には限りがあり、一部の商品は保険の対象外となることもあります。そのため、事前にイオンカードの公式ウェブサイトや利用規約を確認しておくことをおすすめします。

イオンシネマでの割引が受けられる

イオンカードを使って映画チケットを購入すると、イオンシネマでの映画料金が同伴者1名まで300円割引になる特典があります。この特典は、イオンカードを使って劇場窓口、自動券売機、またはオンライン予約システム『e席リザーブ』から一般料金のチケットをクレジットカードで購入する際に適用されます。

また、毎月20日と30日のお客さま感謝デーでは、この日に映画を観る場合も、イオンカードの提示で通常の映画料金から700円割引で映画を楽しむことができます。イオンシネマが近くにある方、映画をよく鑑賞される方におすすめの特典です。

イオンカード(WAON一体型)のデメリット

イオンカード(WAON一体型)には多くのメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。

この章では、イオンカード(WAON一体型)のデメリットについて紹介し、利用者にとって重要なポイントを解説していきます。

クレジットカードを検討中の方にとって、デメリットを理解することは賢いカード選びの一助となるでしょう。

  デメリット  
  • 旅行傷害保険の付帯がない
  • イオングループ以外ではポイント還元率が低い

国内・海外旅行傷害保険が付帯されていない

イオンカード(WAON一体型)には国内・海外旅行傷害保険が付帯されていません。そのため他のクレジットカードに比べて旅行中の病気やケガの補償が不足してしまいます。旅行傷害保険が充実している他のクレジットカードと組み合わせて利用することをおすすめします。

たとえば、イオンSuicaカードやイオンゴールドカードなど他のイオンカードには旅行傷害保険が付帯しているものもあります。これらのカードを上手く活用することで、旅行中の安心感を高めることができます。

WAONチャージでポイント二重取りができない

イオンカード(WAON一体型)ではWAONへのチャージでWAON POINTを貯めることができません。

WAONチャージをクレジットカードなどで行うと、その取引に対して一度だけポイントが付与されます。同じ取引でポイントが二重に付与されることはありません。

WAONチャージは便利な支払い方法ですが、ポイントの二重取りはできないことを理解した上で活用しましょう。

系列店以外でのポイント還元率は低め

イオンカードは、イオン系列店舗での利用においてポイント還元率1%と効率的に貯められる仕組みを提供しています。通常の買い物や公共料金の支払いをイオンカード(WAON一体型)で行えば、一定のポイントを確保することができます。

しかし、系列店以外でのポイント還元率は0.5%と低めに設定されているためイオン対象店舗を頻繁に利用しない場合、イオンカード(WAON一体型)よりも高還元率のクレジットカードを検討する方がポイントを有利に貯めることができると言えます。

イオンカード(WAON一体型)とイオンカードセレクトはどっちがお得?

イオンカードセレクトは、1枚のカードにイオン銀行のキャッシュカード、クレジットカード、電子マネーWAONの3つの機能が統合されたものです。イオンカード(WAON一体型)との主な違いは、WAONのオートチャージを利用してもWAON POINTが貯まることです。イオンカードセレクトを利用するには、イオン銀行口座が必要であり、イオン銀行の特典(WAONポイントプレゼントやイオン銀行スコア加算など)が対象取引に応じて受けられます。ただし、引き落とし口座はイオン銀行に限定されているため注意が必要です。

イオン銀行をメインバンクとして使用し、WAONのオートチャージを積極的に活用する方にとっては、特典が豊富なイオンカードセレクトがお得な選択と言えます。

まとめ

イオンカード(WAON一体型)は、クレジットカードと電子マネーWAONが一体化したカードです。主な特徴は高いポイント還元率、イオングループ店舗での利用でポイントが2倍になること、イオンカードゴールドへの無料アップグレードが可能、ただし旅行傷害保険は含まれていない点です。

イオンカードセレクトとの違いも検討し、自分に最適なカードを選択してください。

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クレジットカードプレミア情報局編集長 ポイ活・お得情報大好きな30代1児のママ SNSでも情報発信しています!