得にポイントを多く貯めたい方は「ポイント還元率」に注目してカードを選びましょう。
特に39歳までの方が還元率が高いカードを選ぶなら、年会費無料で、基本還元率2倍を誇るJCB CARD Wがおすすめです。
- JCB CARD Wの概要
★メリット・デメリット★ - JCB CARD W plus Lとの違い
- 付帯する女性向けサービス内容
目次
JCB CARD Wは年会費無料ながら高い還元率を実現したカード
まずは、JCB CARD Wの基本的な情報を見ていきましょう。
- 年会費が家族含めて永年無料
- 基本還元率が他のJCBカードの2倍(1%)に設定
年会費 | 本人:無料 家族カード:無料 |
国際ブランド | JCB |
ポイント還元率 | 1.0%~10.5% ※Starbucks eGiftの購入で最大21倍 |
発行時間 | 最短5分 |
電子マネー | QUIC PAY |
主な付帯サービス | ・ポイント還元率が常時2倍 ・海外旅行傷害保険:2,000万円(利用付帯) |
申込対象 | ・満18歳以上39歳以下(高校生は不可) ・本人または配偶者に安定した収入があること |
JCB CARD Wは特典やメリットが盛りだくさんのカード
JCB CARD Wは、JCBが発行するプロパーカードとしては屈指の高還元を誇るカードです。
一般やゴールドといった他のカードと違って普段のショッピングのポイント還元に強みがあります。
ここからは、JCB CARD Wのメリットを一挙に紹介してまいりましょう。
年会費は永年無料
JCB CARD Wは、年会費が条件なしで無料というメリットがあります。
同じく年会費が無料になるJCB一般カードは、無料になるのに条件があり、条件を満たさないと1,375円の年会費が発生します。
カードの種類 | 年会費が無料になる条件 |
JCB CARD W | なし |
JCB一般カード | 年間合計50万円(税込)以上のショッピング利用などの条件を満たした場合 |
最短5分で発行が可能
JCB CARD Wは、即時発行に対応しており、モバイル即時入会サービス(モバ即)を利用すると申し込みからカード番号発行まで最短5分で完了させることができます。
カード番号がアプリで表示されたあとは、すぐにオンラインショップでの支払いに使えるだけでなく、Apple Pay・Google Payに登録して実店舗でのスマホ決済で利用することも可能です。
基本の還元率が一般カードの2倍!
JCB CARD Wの最大のメリットは、基本還元率が1.0%と一般カードやゴールドカードの2倍もあるということです。
一般カードやゴールドカードでは特約店の利用で還元率がアップすることはありますが、特約店以外の利用では基本還元率「0.5%」が適用されます。
一方のJCB CARD Wは特約店関係なしに、1.0%のポイント還元を受けることが可能です。
JCBオリジナルシリーズパートナーを利用すると還元率がさらにアップ
元々の還元率が1.0%と高いだけでなく、JCBオリジナルシリーズパートナーという特約店を利用すると、更に還元率がアップする特典があります。
最大の還元率はStarbucks eGiftを購入した場合で、そのときの還元率は脅威の10.5%です。
ここでは代表的なJCBオリジナルシリーズパートナーと、各店の還元率アップ倍率をまとめました。普段利用する店舗が含まれていれば、JCB CARD Wを使って多くのポイントを得られるチャンスです。
JCBオリジナル シリーズパートナー | JCBカードWの ポイントアップ | ポイントアップ倍率 |
スターバックス | +1倍 | +20倍 ※Starbucks eGiftの購入 |
〃 | +1倍 | +10倍 mark>※スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージ |
Amazon | +1倍 | +4倍 |
セブン-イレブン | +1倍 | +3倍 |
小田急百貨店 | +1倍 | +3倍 |
ウェルシア・ハックドラッグ | +1倍 | +2倍 |
ドミノピザ | +1倍 | +2倍 |
ビックカメラ | +1倍 | +2倍 |
一度作成すれば40歳以降も継続して利用できる
JCB CARD Wのネックなところの1つに「申し込みできる年齢が18〜39歳までに限定されている」という点があります。
ただ、39歳までに作っておけば、40歳以降もそのまま使い続けることが可能です。もちろん、1度作ってしまえば40歳を過ぎた後でも年会費は必要ありません。
- ✖ 40歳からJCB一般に切替わる
- ✖ 40歳から年会費が有料になる
どちらも無いので、安心してご利用いただけます!
各種保険が付帯する
JCB CARD WはJCB一般やゴールドと比べて常時2倍のポイントが付与されるだけでなく、海外旅行傷害保険は最高2,000万円、海外ショッピングガード保険は年間最高100万円が付帯しています。
利用付帯なので旅行代金などをJCBカードで支払うことが前提となり、年会費が条件なしの永年無料でありながら保険が付帯するのはありがたい特典です。
貯まったポイントは移行先次第で超高還元率になる!
JCBカードで貯めた「OkiDokiポイント」は、JCBギフトカードやプレモカードへのチャージといった自社製品への交換だけでなく、他社のポイントに交換することもできます。
基本的に他社にポイント交換するときは1ポイント=3~4円ですが、特定の移行先を選ぶことで5円相当での交換を実現できます。
JCB CARD Wは1,000円(税込)で2ポイントを獲得できるので、5円相当なら還元率は紹介してきた通りの「1%」になります。
ここではOkiDokiポイントの交換レートをまとめたので、できるだけ高い還元率になるような交換先を覚えておくと良いでしょう。
交換・利用先 | 交換レート(1ポイントあたり) |
JCBプレモカードにチャージ | プレモバリュー5円分 ※ |
JCBギフト券に交換 | 1000円券5枚分:約4.76円相当 50枚分の交換レート:約4.97円相当 |
nanacoポイント | 5ポイント |
dポイント | 4dポイント |
楽天ポイント | 3楽天ポイント |
Pontaポイント | 4Pontaポイント |
Amazonでの支払い | 3.5円分 |
カードの支払金額に充当 | 3円分 |
ハワイのワイキキトロリーを無料で利用できる
ハワイ旅行が好きであれば、JCB CARD Wはぜひとも作っておきたいカードです。
ハワイでは、JCBカードを提示するだけで、ワイキキ・トロリーピンクラインを乗車賃無料で利用できます。
ピンクラインはワイキキエリアのホテルやショッピングセンターを通っている主要な交通機関であり、旅行中は何度もお世話になるはずです。これが無料になれば、滞在中の交通費を大きく節約することができるでしょう。
セキュリティが万全で安心して使える
JCBでは以下のような充実したセキュリティサービスがあり、安心して利用できます。
買い物ごとに発行される、1回限り有効なパスワードによって「なりすまし被害」の防止
原則すべてのカードにセキュリティ機能が充実したICチップを搭載
JCB CARD Wにはデメリットもある
JCB CARD Wには常時1%の還元をはじめ、さまざまな魅力があるのはすでに紹介したとおりです。
しかし、サービスがポイント獲得に特化していることもあり、付帯サービスの面ではデメリットに感じる部分があります。
これから紹介するデメリットは事前に把握しておきましょう。
40歳以上の人は申し込みができない
JCB CARD Wは還元率が1%という魅力があるカードですが、申し込み条件として年齢の上限が設定されているデメリットがあります。
18歳~39歳までが申し込める年齢であり、40歳になった後は新規申し込みすることができません。
還元率の高さに魅力を感じるなら、年齢要件を満たしているうちに申し込むことをおすすめします。
ちなみに、一度作ってしまえば40歳を超えたあとでも年会費無料かつ高還元のままで使い続けることができます。
国内旅行傷害保険は付帯しない
JCB CARD Wに付帯しているのは「海外旅行傷害保険」「海外ショッピングガード保険」です。海外でのみ有効であり、国内の事故や病気、ショッピングでのトラブルには利用できません。
海外に行かずに国内旅行が中心という人にとっては、旅行に対する補償が少ないと感じてしまうこともあります。
国内旅行の補償が欲しいなら、国内旅行傷害保険が付帯した「JCB一般」「JCBゴールド」等を選択することをおすすめします。
還元率が1.0%未満になる場合もある
JCB CARD Wは、1,000円(税込)の利用で2ポイントが付与されます。還元率1%にするには、ポイントを使うときに「1ポイント=5円」で利用することが前提です。
「10円÷1,000円=1%」
nanacoへの交換やJCBプレモカードへのチャージなど1ポイント=5円で利用できるものもありますが、交換先によっては交換レートが異なる場合があります。
交換レートが「1ポイント3円または4円」では還元率が1.0%を下回ることを覚えておきましょう。
詳しい交換レートは「貯まったポイントは移行先次第で高還元率になる」に記載しているので、できるだけ交換レートが良い交換先を事前に把握しておきましょう。
JCBスターメンバーズの対象外
JCB CARD Wは、「JCBスターメンバーズ」という制度の対象外です。
スターメンバーズとは利用料金によって翌年の還元率がアップするサービスです。
JCB一般カードを利用の方が年間100万円以上の支払いをすると、翌年の還元率が1.5倍!年間300万円以上の支払いなら2.0倍になります。
JCB CARD Wは対象外なので、いくらショッピングしても還元率は変わらないと覚えておきましょう。
上位カードのインビテーションを受けることはできない
JCBカードにはランクごとにカードが提供されており、「一般」→「ゴールド」→「プラチナ」「ザ・クラス」という順でランクが上がっていきます。
下位ランクのカードを長く利用していると上位のカードのインビテーション(招待)を受けることもあります。
ただし、JCB CARD Wに関しては、いくら利用しても上位カードのインビテーションは届きません。
「ランクを上げていく過程を楽しみたい」ということであれば、同じ一般クラスのカードでもJCB一般をおすすめします。
JCBが海外で利用できないこともある
JCBはVISAやMastercardと比較するとアジア圏以外での普及率が低いです。
アメリカやヨーロッパを旅行した際に、JCBを利用できない店舗に遭遇することもあるはずです。アジア圏以外によく旅行や出張で出かけることがある方は、サブカードとしてVisaやMastercardの国際ブランドがついたカードを持つようにしましょう。
「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」の違い
JCBでは女性向けの商品としてJCBカードW plus Lを提供しています。
基本サービスはJCB CARD Wと変わりませんが、女性向けの特典が付帯している特徴があります。
plus Lには女性らしい限定デザインのカードがある
2つのカードでは、カード券面の見た目が異なります。
【JCB CARD W】
画像引用:JCB|JCB CARD W
【JCB CARD W Plus L】
画像引用:JCB|JCB CARD W plusL
JCB CARD Wでは、クールでシックな券面、plus Lでは女性らしい華やかな見た目の券面から選択することができます。
「LINDAの日」などのサービスの有無
JCB CARD W plus Lは、毎月のプレゼント企画や、女性にうれしい優待や特典があります。
たとえば毎月10日と30日は「LINDAの日」とされ、ルーレットで当たりが出ればJCBギフトカード2,000円分がプレゼントされます。
JCBトラベルで使える旅行代金やペア映画鑑賞券のプレゼントもあるので、懸賞好きな女性の方にぴったりでしょう。
女性向けの疾病保険に加入できるか否か
JCBカードW plus Lでは女性疾病保険に加入が可能です。
満20〜24歳なら290円、満35〜39歳でも710円とリーズナブルな保険料で安心を手に入れることができます。
【女性疾病保険の補償内容】
疾病入院保険金/日額 | 3,000円 | |
女性特定疾病入院保険金/日額 | 3,000円 | |
疾病手術保険金 | 入院中 | 30,000円 |
外来 | 15,000円 | |
女性特定疾病手術保険金 | 入院中 | 30,000円 |
外来 | 15,000円 |
JCB CARD Wのキャンペーン
JCBでは新規入会キャンペーンとして様々な内容で開催しています。キャンペーンの合算で多くのキャッシュバックがあったりと、くま無くチェックしてみましょう!
過去キャンペーン例 | キャンペーン内容 | キャンペーン期間 |
Amazon.co.jpご利用分最大10,000円キャッシュバック | 対象カードで新規入会してAmazonを利用するとカード入会月翌々月15日までの20%がキャッシュバック ※最大20,000円 | 2023年4月1日(土)~9月30日(土) |
スマホ決済ご利用分最大3,000円キャッシュバック | 対象カードで新規入会してApple Pay・ Google Pay(TM) を利用するとカード入会月翌々月15日まで20%キャッシュバック ※最大3,000円 | 2023年4月1日(土)~9月30日(土) |
キャッシングサービス枠の設定5,000円 抽選で200名様にプレゼント | 対象カードカード入会時にキャッシングサービス枠を希望し、設定された人から抽選で200名に5,000円プレゼント | 2023年7月1日(土)~9月30日(土) |
JCB一般・ゴールドカードとの比較
JCBにはCARD Wとは別に「JCB一般カード」や、ステータス性が高い「JCBゴールド」といった種類もあります。
ここでは3つの特徴を表にまとめました。
JCB CARD W | JCBゴールド | JCB一般カード | |
年会費(初年度) | 無料 | 無料 | 無料 |
年会費(本人) | 無料 | 11,000円(税込) | 1,375円※年間合計50万円(税込)以上の利用で、翌年の年会費が無料 |
年会費(家族カード) | 1人目:無料 2人目以降:無料 | 1人目:無料 2人目以降:1,100円(税込) | 440円 ※本会員の年会費が無料であれば家族会員も無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~10.5% | 0.5%~10% | 0.5%~10.0% |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円※利用付帯 | 最高1億円※利用付帯 | 最高3,000万円※利用付帯 |
国内旅行傷害保険 | - | 最高5,000万円※利用付帯 | 最高3,000万円※利用付帯 |
その他特典 | - | ・空港のカードラウンジの無料利用 ・JCBゴールド ザ・プレミアの招待チャンス ・対象レストランの一部料金が20%引き など | - |
入会資格 | ・満18歳以上(高校生は不可) ・本人または配偶者に安定継続収入がある方 | ・満20歳以上(学生は不可) ・本人に安定した収入がある方 | ・満18歳以上・本人または配偶者に安定継続収入がある方 |
JCB CARD Wは特約店の利用がなくても基本還元率が1.0%になることや、条件なしで年会費が無料になる手軽さが魅力的です。一方、同じく年会費を無料にすることが可能なJCB一般カードは海外旅行・国内旅行傷害保険の内容がJCB CARD Wより充実しています。
JCBゴールドは2年目以降に年会費がかかりますが、一般以上に充実した特典が付帯しています。
まとめ
JCB CARD Wは普段の還元率が2倍になるという大きなメリットがあるため、旅行や出張といった特別な日よりも日常のショッピングでお得にポイントを貯めたい方におすすめです。女性の方に向けては女性向け保険をはじめとした独自の付帯サービスがある「JCB CARD W plus L」もあります。
旅行関連の付帯サービスが少ないというデメリットと比較し、ポイント還元のメリットが大きいと感じる方ならぜひおすすめしたい魅力的なカードです。